二宮団地(百合が丘)内の「県営二宮なのはなハイツ(旧県営テラスハウス)」のコミュニティルームが9月1日、県営テラス自治会と地元町民団体「元気なコミュニティ協議会」が協働して管理・運営する形でプレオープンした。9月15日(日)にはグランドオープンを記念し、合唱やダンスの披露、出店が集まる健康コモンズまつりを開催する。午前10時〜。
同コミュニティルームの運営については5年ほど前、同ハイツの建替えに伴い、神奈川県のほか「元気なコミュニティ協議会」(ゲンコミ)の前身となる「地域再生協議会」が中心となり、地域を巻き込んだ運営が検討されてきた。
ゲンコミ代表の廣上正市さん(67)は、「二宮を元気なお年寄りが多い地域にしたい。音楽鑑賞や体操などの機会を提供し、地域の人が出歩くきっかけとなるような、地域活動の拠点にしていきたい」と意気込む。
県営テラス自治会とゲンコミが運営するのは集会室があるコミュニティルームと、臨時駐車場としても活用できる広場。県からの助成はなく、電気・水道代などの光熱費といった管理運営の経費は、集会室などの貸し出し料金でまかなう。貸し出しは二宮町民以外も可能で、ビジネス利用は受付不可。集会室1・2をつなげて利用すると、椅子と机を並べた状態で74人入るといい、二宮町内では、ラディアンホールに次ぐキャパシティという。利用料は集会室1・2とエアコン使用で1時間500円。
廣上さんは「交流を大切に、団地の人、地域の人、どちらも利用できる場所にしたい。皆さんぜひ利用を」と呼び掛けた。9月21日(土)にはゲンコミの生涯学習講座「まず、覗いてみよう 老人ホームの上手な選び方」を、10月2日(水)には「うたと体操で元気!」を開催。(問)ゲンコミCR部会【メール】kenko@gen-comi.jp
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