公明ひらつか 定例会 議会報告
脱炭素を大きく前進!上野ひとし
脱炭素について、大きく2点の提案をしました。1つは、ペロブスカイトの導入検討・実証実験の実施です。ペロブスカイトとは現行の太陽光パネルに比べ、安く、軽く、国内原料で生産ができ、室内や雨天でも発電し壁や窓にも設置が可能な太陽電池です。スピード感を持って進めるよう訴えました。2つ目は、認定を受けることで、さまざまなメリットが得られるSBT※認定取得の推進です。企業経営に脱炭素をプラスし、市内事業者の強みとしていく、その支援を本市がしていくべき、と提案しました。
※SBT:国際的な枠組みである「パリ協定」が求める⽔準と整合した、5〜15年先を⽬標として企業が設定する、温室効果ガス排出削減⽬標のこと
平塚市の災害対応力強化をいがらし豊
国は6月に防災基本計画を改定し、福祉的な支援や避難所の環境を改善、道路の冠水を防止するため排水設備の補修の推進等が盛り込まれたので、本市の対応を質しました。福祉的な支援の充実について、要配慮者への支援の実効性が高められるよう、また、女性の立場や障がい者に十分配慮した避難所運営ができる環境づくりに努めるとの答弁でした。避難所のバリアフリーについて、体育館の大規模改修の際は施設のバリアフリー化を図るとの答弁でした。浸水対策について、河川水位の状況に影響を受けない、貯留管や調整池などの雨水調整施設の整備に取り組む等、地域の特性に合った効果的な取り組みを着実に進めていくとの答弁を引き出しました。
小さな声に寄り添い、形に石田みゆき
高村団地とその周辺地区で進めている「地域医療福祉拠点整備モデル地区事業」について、障がいがあっても安心して暮らせる地域づくりに向け、障がい者団体の皆様からのご意見をしっかりと取組に繋げること、また高村団地の課題である若者や子育て世代の転入・居住促進について、市としても増減率を把握し対策を講じることや、団地内空き店舗の活用についても、取組む必要があると訴えました。女性の健康のための環境整備について、授乳室に「搾乳でも利用できます」との表示があるだけで、子どもが入院中のママも気兼ねなく授乳室を利用し搾乳ができる事を訴えたところ、早速、市役所の授乳室に表示が設置され、喜びの声をいただきました。
子どもたちのためさらなるスポーツ環境の整備を岡崎みちこ
児童生徒のニーズの多様化、生徒数減少に伴う部活動メニューの縮小や教員数の減少と勤務負担などから、教員の働き方改革が叫ばれ、国は中学校部活動の地域移行を進めています。地域移行とは、これまで学校教員が担ってきた部活動の指導を、地域団体や関係団体に担ってもらうことで地域の活動に位置づけることをいいます。本市においても「部活動のあり方検討会」で課題になっていますが、まだまだ課題があるようでした。子どもたちのため、今後の部活動のあり方、バランスの取れた心身の成長をもたらす部活動を持続可能なものにするため、本腰を入れて検討するよう訴えました。
成年後見人の負担軽減を秋沢まさひさ
成年後見人とは、認知症や知的障害で判断能力が不十分な人に代わって、財産管理や契約行為等、法律行為を行う人をいいます。成年後見人に選任された場合、後見事務を確実に執行するため、本人宛に送られる行政からの様々な通知や書類を成年後見人に送ってもらう必要があります。しかし、現在は関係する担当課(介護保険、保険年金、固定資産税など)に一件一件、成年後見人が送付先変更を届け出なければなりません。そこで、成年後見人の負担軽減のため、どちらか一つの担当課へ届け出ることで情報を共有して、関係するすべての担当課の通知を成年後見人へ送付してもらえるよう、成年後見人等送付先住所一括登録制度の導入を提案しました。
公明ひらつか
平塚市東真土2-20-40
TEL:0463-54-7781
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