平塚市徳延在住の齋藤龍さん(慶應義塾高校2年)が9月14日から佐賀県で開かれた「第78回国民スポーツ大会」(旧国民体育大会)の競泳男子平泳ぎ200mで優勝を果たした。
齋藤さんは3月の国際大会代表選考会で自己ベストを更新し、県代表入りを果たした。8月にオーストラリアで開催されたジュニア国際大会では、記録が伸びず5位入賞。「国体こそは優勝を」と試合に臨んだ。
高校2、3年の部門に出場した齋藤さんは、予選で体力を温存し5位通過。決勝では50m地点を最後尾の8位で折り返すも、ぐんぐんと追い上げ最後の50mで逆転優勝を掴んだ。「14日は17歳の誕生日。プレッシャーも大きかったが優勝できてうれしい」と振り返る。
当日は家族総出で声援を送った。母親の雅美さんは「珍しくガッツポーズをするほどうれしかったみたい。祖母も感動で涙していた」と頬を緩ませた。
来年3月には世界ジュニア代表を決める日本選手権も開催される。齋藤さんは「強力なライバルも多いが、それを上回るタイムを出せれば」と意気込んだ。
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