さと通信No.22 活動報告 衆議院議員総選挙にかかる補正予算他を可決 神奈川県議会議員(大磯・二宮選出) 吉川さとし
10月11日に神奈川県議会第三回定例会(前半)の採決が行われ、補正予算2本を含む18議案が可決されました。県議会に知事が提案する諸議案は、9月9日に上程され、その後8つの常任委員会で集中的に審議を行い、最終的に本会議場で採決が行われます。今回は、私が所属する総務政策常任委員会での議論を報告いたします。
補正予算では10月27日に投開票される衆議院議員総選挙に係る経費として総額約46億円が計上されました。内容としては、市町村への交付金として約46億円(うち大磯町2430万円、二宮町1400万円)、選挙啓発推進費約900万円、裁判官国民審査費約760万円となっています。
また、行政情報化推進費として3300万円が計上されました。これは大規模災害時における職員の意思決定や作業を支援するため、発災時に収集される膨大な情報を整理・分析するAI機能を県が運用するデータ統合連携基盤に追加するための費用です。
県の政策局と総務局からはその他にも令和7年度当初予算編成等について行政報告を受け、会派としてカスタマーハラスメント対策、職員研修業務委託、収入証紙制度の廃止についてなども併せて質問しました。
委員会最終日には茅ヶ崎海岸への米軍ヘリコプター予防着陸についての報告を受け、防衛省に対し県として早期の原因究明、飛行停止などの安全対策の実施、再発防止策の実施などを要請したことを確認しました。
また、二宮町の有志により提出された「現在神奈川県二宮町果樹公園の敷地として利用されている県有地についての陳情」は、引き続き議論が必要なため継続審査となりました。
総務政策常任委員会は地域政策、基地対策、デジタル戦略、人事、職員厚生、財政、税務、財産管理など守備範囲が広いため非常にやりがいがあります。今後も広域の視点を持ちながら地域の課題解決に取り組みます。
吉川 諭
satoshi1982yoshikawa@gmail.com
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