全日本マスターズ陸上競技選手権が9月21〜23日に京都府で開かれ、M55(55〜59歳)4×100mリレーに出場した神奈川チームのアンカーを平塚市岡崎在住の深田哲也さん(55)が務め、大会新記録で優勝した。
決勝は全国から7チームが出場。大会当日まで4人が一緒に練習する機会はなかったものの、息のあったバトンパスと走りで47秒92を記録し優勝。日本記録47秒53にはわずかに届かなかったが大会記録を更新した。
深田さんは個人でも7位に入賞。「みんなで目指していた日本記録に届かなかった悔しさもあったけど大会新を出せて良かった」と振り返る。
深田さんは高校生の時から陸上部の短距離走選手として活躍。大学進学後は競技から離れていたが、父親がマスターズ陸上の選手として出場する姿に刺激され39歳の時に初出場した。
まだ速くなれる
個人での練習に限界を感じ、日本ランニング振興機構が開く陸上教室に参加するようになった深田さん。愚直に練習に励み、フォーム矯正やスタートに磨きをかけた。昨年出した100m12秒20は50代に入ってからの最速記録だ。「まだ速くなれると思うと楽しい」と競技の魅力を話す。
来年福岡で開催される全日本マスターズに向けて「2連覇と、今度こそ日本記録更新を成し遂げたい」と見据えた。
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