平塚市松風町在住の冨澤凛太朗さん(法政大学第二高3年)が、10月6日から佐賀県で開催された「第78回国民スポーツ大会」(旧国体)にラグビーフットボール神奈川県代表として出場し、5位に入賞した。
167cm77kgと決して大柄ではないながらも、俊足を生かしたパスやランプレーが持ち味の冨澤さん。春の大会から2度のセレクションを経て23人のメンバーに選ばれた。8月の関東予選では初顔合わせから1週間の高校混成チームにも関わらず優勝し、全国への切符を手に入れた。
全国の準々決勝は今大会優勝チームの奈良。序盤から自分たちのリズムが作れずセットプレーからボールをキープできない。先制点を奪うも、逆転され7―20で敗れた。
迎えた宮城のチームとの5位決定戦では、40―0でリードする後半5分に途中出場した。相手のキックをキャッチし、そのままランプレーで相手を抜き去りトライ。92―0で5位入賞を果たした。「チーム全体としてやりたいプレーができたと思う」と感慨深げだ。
中学でも県選抜に選ばれ、その時の仲間と今回の県選抜でも顔を合わせた冨澤さん。部活に戻れば高校最後の花園を懸けた予選が始まっている。「とても大きく見えていた強豪校の選手も、話してみたら普通の高校生だった。決して倒せない相手ではない」。選抜チームで得た経験を糧に、法政第二の花園出場に向けまい進する。
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