アルミ鋳造で自動車部品を製造している平塚金属工業(達上ヶ丘)で10月26日、「自分だけのアルミ細工を作ろう」と題したワークショップが開催され、市内外から13人が参加した。主催は地域の魅力を発信する「ひらつか着地型観光推進委員会」、後援は「Make the Future」(田中純矢代表)。
参加者は石こうボードを削ることで、漫画のキャラクターや動物など自分好みの型を制作。同社の工場で熱さ800度の液体状アルミが目の前で流し込まれるのを見学した。アルミは数分で固まり、完成した作品は持ち帰った。
横浜市から母親と一緒に参加した水村梨紗さん(10)は「ライオンを作った。いつもできないことができて楽しかった」と笑顔で話した。
同イベントは、平塚中等教育学校の生徒6人が授業の一環で企画運営を行い、参加者と一緒に平塚のものづくりを学んだ。同社の小久保明和社長は「こうした事業は初めて。鋳造は言葉だけだと分かりにくい。みなさんに知ってもらえて良かった」と話した。同社は自動車のエンジンの一部となるピストンのシリンダーを製造している。
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