大磯町立大磯小学校(成田麻紀校長)の6年生が11月15日の放課後、「未来へつなげ‼左義長続け隊〜大磯小 火の儀式〜」を同小で行った。
大磯の左義長はセエノカミサン(道祖神)の火祭りで、国の重要無形民俗文化財に指定されている。
同イベントは、左義長を通じて地域への理解を深めるとともに、学年としての一体感や連帯感を味わいながら、集団として成長できるようにとの思いで実施された。
6年生は左義長再現にあたり、左義長保存会の協力のもと、円錐形のサイトを作るためのわら編みの指導を受けた。そのほか、左義長の歴史や伝統、現状や課題などについても話を聞いたという。
当日は綱を引きあう「ヤンナゴッコ」などを行い、暗くなってからサイトに点火されると、児童からは歓声が沸き起こり、左義長の再現を楽しんだ。
左義長に参加したことがなかったという児童は「たくさんの人に協力してもらって感謝の気持ち。この恩を返せるように、本当の『左義長』を盛り上げてつないでいきたい」と感想を話した。成田校長は「地域の伝統文化を継承していくためにも、このような学びを続け『大磯学』として定着できれば」と話した。
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