平塚(まち)の足跡 〜町名探訪〜 第67回 「龍城ヶ丘(りゅうじょうがおか)」
平塚駅の南口にあり、近くには袖ヶ浜や虹ヶ浜、菫平(すみれだいら)などしゃれた地名が並ぶ。現在は市立浜岳中学校敷地の東南隅に、当時の柿澤篤太郎市長に揮毫された龍城ヶ丘の碑がある。市内で最初に開設した龍城ヶ丘プールや龍城ヶ丘公園などがあり、住宅地域である。
町名変更は昭和30年4月1日、住居表示の実施は昭和39年7月1日。以前は隣接の桃浜町公園付近が沼地だったことから漁民信仰の龍宮祀があったという。これに関連して龍宮城の宮を省略し、この付近が東浜嶽と称した砂丘地帯であったことから同地名が付けられたと言われている。当時、市民からはむずかしくて馴染みにくいとの意見もでていたという。
【協力/平塚市市史編さん担当、参考/平塚地名考(今井英雄著) 平塚市郷土誌事典など】
次回は宮松町を予定
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