市内在住のブラジル音楽ピアニスト、今井亮太郎さん(39)が20日、CDアルバム『今井亮太郎 ザ・ベスト〜リオデジャネイロ→東京〜』(発売元・日本コロムビア/2500円+税)を発売した。
サンバやボサノバといったブラジル音楽は国内でなじみが薄く、インストゥルメンタル楽曲のみを提供するアーティストが、ベスト盤をリリースするのも異例だという。
20代で本場ブラジルに渡り、音楽を学んだ今井さん。湘南の空気感をかけあわせた曲づくりに取り組んでいる。2011年に自主制作したCDアルバム「湘南―リオデジャネイロ」がレコード会社の目にとまり、2013年にメジャーデビュー、これまで5枚のアルバムを発表している。
全18曲を収めたベスト盤は、過去アルバムの収録曲をリマスタリングして収め、他アーティストへの提供作品や書き下ろしの新曲も加えた。リリース記念ライブは7月26日、渋谷東急ホテルで盛大に行われる予定だ。
現在は、年間約150本のステージで全国を渡るが、市内ピアノ・バーで毎月1回開く恒例の演奏を欠かさない。「地元平塚の応援してくれるエネルギーが力になっています」と笑顔で話す。
プロデュース業も手掛ける今井さんは「ジャンルとして確立されていない日本で、ブラジル音楽のシーンをつくるのが目標。業界の中のスターも輩出できれば」と目標を語っている。
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