平塚市で事前キャンプを実施しているリトアニア共和国オリンピック委員会ナショナルチームのダナス・ラプシス選手(26)が、7月27日に開催された競泳男子200m自由形決勝で8位に入賞した。
ダナス選手の決勝結果を受け、落合克宏市長は「8位入賞されたことを大変喜ばしく思います」とコメント。平塚市国際交流員のチェカナビチューテ・ラサさんは「メダルは逃しましたが、決勝の舞台に立っただけでも誇りに思います。平塚市民の皆さん、これから出場する選手たちを応援してください。がんばれリトアニア!」とコメントした。
キャンプ地・平塚総合公園の取組
事前キャンプの練習場としてリトアニア選手を迎えた平塚総合公園。3年前から施設の準備を進めていた。今後市民の利用者が快適に使えることも念頭に入れながら、老朽化した設備を中心に改修した。
中でもリトアニア側からの要望を受け整備したのはトレーニングルームと室内プール。トレーニングルームは騒音問題もあり、全面的に改装。機器もリースで新調した。室内プールはスタート台の形状を国際規格に合わせ、プールの水温も競技に合わせて26℃〜27℃まで下がるよう対応した。
総合公園課課長の小嶋賢司さんは「選手たちが過ごしやすくなるよう全員で手を尽くしました」と話す。練習以外では休憩所として設けていた陸上競技場や、トレーニングルームにTVを設置した。選手の仲間たちが出場する際は皆で観戦する場面もあったという。
小嶋さんはダナス選手について「ファイナリストになったことが本当にすごい」としみじみ。「選手たちにとって納得できる結果が出せていたら嬉しい」と話した。
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