大磯町 町と住民情報の共有が鍵 デスク・レポート
▽国府小プール建設に関する説明会は1回目のあと約2週間後に2回目を開催した。大磯町運動公園南側から同公園北側に通じる国府本郷西小磯1号線(通称マリア道)の整備計画(848.9m)に関する地域住民に向けた初めての説明会が10月28日に国府支所で実施されてから約2週間弱が経過。14日の時点で町は、住民より要望が高かった2回目の説明会開催の有無を含めた回答は検討中とのこと。▽中丸・馬場・西小磯西の地域住民を対象にした住民説明会は冒頭から紛糾した。「住民の要望を聞いた計画を作ってほしい」、「今、この道を整備する必要があるのか。他に優先すべきことがあるのではないか」など計画に対して疑問視する声が占めた。住民から再度説明会開催の要請が出されたが、町は「意見は持ち帰り検討する」とやや歯切れの悪い言い方で幕を閉じた。▽西小磯1号線の整備計画は平成の初め、運動公園建設計画の時に周辺環境整備の一環として話が出たもの。道は車1台がやっと通れるくらいの幅だ。町は平成14年、大磯町第3次総合計画の実施計画を策定するにあたり道路整備を計画に位置づけた。平成17年、道路を整備するにあたりルート検討を開始、3案を同年地元の地区長や農業委員会、地主に提示し意見をもらった。ちなみにその当時話し合いには地域住民は含まれていない。▽大磯町は9月1日から自治基本条例=大磯町の憲法を定め施行している。町憲法の第9条にはこのような文面がある。「町民は、まちづくりの主体であり、政策の形成、執行及び評価の過程に参画する権利を有します」。そして第2項には、「まちづくりについて町民が自ら考え行動するためには情報が町民に充分提供されることが重要」としている。しかし、「情報の入手や共有なくしては町民の参画もありえない。情報を受け取るだけでなく、町民自らも積極的に情報を取得する権利も重要」と定めている。▽時間の経過とともに住民はこの件を先延ばしにし、ほとぼりが覚めるのを待っているのだろうという疑念を町に抱く人が出てくるのではないか。町はスピード感のある対応と幅広く情報を周知させるための広報の方法、一方町民は積極的に情報を収集する努力、今後はこれらが課題となってくるのではないだろうか。
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