10日公示、22日投開票の衆院選神奈川15区・17区では、野党再編に伴う候補者擁立が加速している。
15区では、自民党の河野太郎氏(54)と社民党新人の佐々木克己氏(61)、希望の党新人の乃木涼介氏(53)が出馬を表明。外相の河野氏は北朝鮮情勢への備えや他候補の応援により地元入りは難しい状況だが、日米同盟に基づく安全保障を訴え、実績や強固な支持基盤を武器に8期連続当選を目指す。
社民党県連副代表の佐々木氏は「安倍総理の政治姿勢が一つの争点。原発や沖縄問題など地方自治に反する動きもあり、地域の声を国の政策にしっかり反映させていきたい」。乃木氏は希望の党が3日午後に発表した第1次公認で候補入り。同志社大学商学部卒業後、歌手や俳優として活躍し、NHKの連続ドラマ「マッサン」に出演するなど俳優活動を続けてきた。
中井町を含む3市8町の17区でも3氏の出馬が決まっている。3選を目指す自民党の牧島かれん氏(40)に、民進党から希望の党に合流した神山洋介氏(42)、12年の衆院選に出馬した共産党の横田英司氏(59)の野党勢力が挑む構図。14年の衆院選では、牧島氏が11万8537票でトップ当選。神山氏は選挙区で次点となったが、南関東比例で復活当選を果たした。横田氏は共産党神奈川第17区国政対策委員長を務め、12年の選挙では約1万票を獲得した。 【10月3日起稿】
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