大磯警察署で新庁舎の落成披露式が16日に行われ、警察や行政、外郭団体の関係者などが参列して完成を祝った。松嶋誠署長は「住民の目線に立ち、署員120人が団結して力強い警察活動を展開し、地域の安全・安心を守り抜いていきたい」とあいさつした。
落成式には中島正信副知事や大磯町の中崎久雄町長と二宮町の村田邦子町長、工事関係者など約130人が出席。県警トップの斉藤実本部長は「決意を新たに、職務に取り組む」と式辞を述べ、同署員を代表して2人の若手警察官が「新庁舎に恥じない仕事に努める」と宣言した。
式典後に記念植樹があり、同署が管轄する大磯・二宮町のそれぞれの木であるサザンカとツバキが駐車場の一角に植えられた。
45年前に建てられた旧庁舎は老朽化や人員増加に伴う狭あい化が著しく、災害対応拠点ともなる大磯署の建て替え工事が2015年12月から約1年2カ月かけて行われた。新庁舎は地上4階建て。延べ床面積約3109平方メートルで、以前に比べて約2・5倍の広さ。周囲の景観や来庁者に配慮した外観デザインと内装を施し、屋上には太陽光発電システムを設置している。
新庁舎での業務は今年2月に開始。旧庁舎の解体に続いて車庫棟と駐車場、外構の整備が進められ、全ての工事が10月に完了した。総事業費は約17億円。
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