星槎国際高校湘南=大磯町国府本郷=の女子サッカー部が、関東選手権大会で昨年に続く準優勝を果たし、第26回全日本高校選手権大会への出場を決めた。全国選手権は4年連続4回目。
星槎国際湘南は9月に行われた県予選で初優勝を飾り、全日本選手権大会の予選を兼ねた関東選手権に出場。1回戦の宇都宮短大付属=栃木県=に13対0、準々決勝の本庄第一=埼玉県=に9対0と大量ゴールを奪い、決勝戦の十文字=東京都=から5点をあげて完封勝利を収めた。修徳=東京都=との決勝は0対3で敗れたが、出場16校中の上位7校に与えられる全国選手権への出場資格を得た。
「どの選手もしっかり点を取れて、チーム一丸となって戦うことができた。活気ある応援も大きな力になった」。キャプテンでU―19日本代表の宮澤ひなたさんは関東選手権でのプレーをそう振り返った。
同校は今夏のインターハイに2年連続出場し、全国制覇にせまる第3位入賞。この結果を新たなステップとして4度目となる冬の全国大会でも頂点に挑む。選手たちは11月28日から12月6日までの日程でニュージーランド研修に参加。同国のU―20代表チームとの試合や現地トレーニング、親善交流などを行うという。
海外研修の経験を全国選手権の試合にも生かしたいというDFの渋谷巴菜さんは「3年生にとって最後の大会。今まで支えてくれた人たちに恩返しができるよう、見ている人が笑顔になれる星槎のサッカーを意識したい」。FWの加藤ももさんは「ゴール前での相手守備の崩しなど、貪欲に得点を狙っていく」と意欲をみせ、宮澤さんは「中学から6年間教わってきたことや感謝の気持ちを存分にプレーで表現したい」と語る。
チームを率いる柄澤俊介総監督は「一戦一戦、自分たちがやってきたことを試合でしっかり出し切ってほしい」と期待を込めた。
全国選手権は12月30日から1月7日まで兵庫県で開催される。32校が出場し、星槎国際湘南は大会初日の1回戦で関西2位の大商学園=大阪府=と対戦する。
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