大磯テニスアカデミー所属の選手が活躍している。大川美佐さん(16・法政大第二高1年)は、県内ジュニアテニスの頂点を決める「A・F杯」18歳以下女子で優勝。2選手も県大会で入賞し関東大会への切符を手にした。
A・F杯は、神奈川県のジュニアテニスランキング上位32人が出場する大会。大川さんは初出場で初優勝の快挙を成し遂げた。
大会では2回戦まで順調に勝ち進んだものの3回戦から厳しい試合を迫られ、接戦を乗り越えての決勝進出となった。決勝戦では同じ高校の先輩と対戦。「日頃の練習や他の大会などでお互いによく知り尽くしている相手」だけに、序盤は一進一退のシーソーゲームとなった。試合の流れが変わったのは第1セット後半から。「意識的にギアを上げて、自分のプレーにもっていけるようにしました」(大川さん)と語るように、得意とする「守りから瞬時に攻めに転じるプレー」を駆使して勝利を掴んだ。
大川さんは、1月の「川崎ジュニアテニス選手権」でも優勝しており、これで2冠を達成。3月31日まで開催中の「県ジュニアテニス選手権」でも優勝を狙う。大川さんは「優勝はうれしいが反省点もあった。もっと練習に励んで3冠達成と、関東大会を経て全日本で上位入賞を目指したい」と意気込みを語る。
関東での活躍誓う
2月に開催された「全国選抜ジュニアテニス神奈川県予選大会」では、12歳以下男子で外池智稀くん(11・開成小5年)が優勝、14歳以下女子で小西優奈さん(14・太洋中2年)が3位に入賞し、それぞれ関東大会の出場権を手にした。
最後まで集中を切らさずに昨年6位の雪辱を果たし優勝した外池くんは「関東でもベスト8に入り、全国に挑戦したい」と力強く語り、関東出場権のかかる3位決定戦を持ち前のメンタル力で競り勝った小西さんは「関東でも一戦一戦を大切に自分のプレーをして、悔いの無いように戦っていきたい」と思いを述べた。
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