二宮町の村田邦子町長は3月2日に行われる町議会定例会本会議に2018年度当初予算案を上程する。
一般会計は、リサイクルセンター整備など大型事業の完了によって前年度対比0・9%減の76億1000万円。ラディアン周辺への移転が決定した町役場庁舎の整備に向けて1000万円、子育て世代包括支援センターの充実に2409万円などを盛り込んだ。
歳入の45%を占める町税は個人・法人町民税や固定資産税の減収を見込み、全体で1・1%減の34億3528万円。防災行政無線設備等の更新や駅前町民会館の解体などに町債5億4500万円を充てる。
歳出では、総務費、民生費、し尿等下水道投入施設改修工事などで衛生費が前年度よりも増えた。
一般会計と4つの特別会計を合わせた総額は153億839万円で、前年度対比1・9%マイナス。特別会計のなかでは、財政運営の責任主体が市町村から県に移った国民健康保険が3億9090万円の減額となる一方、高齢化に伴い後期高齢者医療は7473万円、介護保険は7908万円の増加となった。
定例会は3月22日まで。予算総括質疑は6日、一般質問は8日に行われる。
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