幕末にアメリカへ渡り、帰国後は諸外国の実情を知る唯一の日本人としてその後の日本に多大な影響を与えた「ジョン万次郎」。そのひ孫にあたる中濱武彦さん(77)=大磯町東町在住=が、明治150年を記念して4月26日(木)に大磯町郷土資料館で開催されるOISO学び塾で講演を行う。午後2時から4時まで。町教育委員会生涯学習課の主催。
開国の陰の立役者
1827年に土佐(高知県)の漁師の家に生まれた万次郎は、14歳の初漁で嵐に遭遇し無人島に漂着。5カ月のサバイバル生活の末、アメリカの捕鯨船に助けられた。船で雑用をこなすうちに利発さや勤勉さを認められ、船長の誘いを受けてアメリカへ。学校で高等数学や測量、航海術を学び、24歳で帰国した。ペリー率いる黒船来航の際には幕府に意見を求められ開国の陰の立役者となり、咸臨丸での太平洋横断や小笠原諸島の開拓、開成学校(現在の東大)の教授などを務めた。中濱さんは「万次郎は聡明で勤勉、努力家。何よりチャレンジ精神と運の強さをもっていた」と語る。
曽祖父・万次郎
講演のテーマは「咸臨丸の渡米と小笠原諸島の開拓 〜ジョン万次郎の航海術と先見の明〜」。万次郎についての著書を多数発表している中濱さんが、自身の調査や家に伝わるエピソードなどを交えて解説する。「自分で決めて、実行し、人のせいにしない。それが万次郎の生き方」と中濱さん。講演は事前申込制で定員40人。参加無料。申し込みは大磯町生涯学習課【電話】0463・61・4100へ。
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