任期満了に伴い11月18日(日)に投開票が行われる大磯町長選挙に、町議会議員の坂田よう子氏(53)が無所属で立候補する意向を明らかにした。同町長選への出馬表明は坂田氏が初めて。
本紙のインタビューに坂田氏は「昨秋の中学校給食問題の頃より支持者の方から何度も要請を頂いて、熟考を重ねてきた。過去の選挙で中崎町長を応援してきた立場から悩んだが『誰のために町政をやっているのか』という支持者の言葉と、家族が背中を押してくれたことで立候補を決意した」と経緯を説明した。
町の現状について「邸園文化圏構想など町政発展のイメージを膨らませる一方で、地元経済の低迷など町民の暮らしが置き去りにされている」と指摘。「政策の決定過程に問題があり、説明が不十分で町民に見えてこない。情報公開と共有の重要性を町長に進言していたが理解を得られなかった」と語った。
重点施策に「子育て支援から教育までつなぐ質の向上」「高齢者を活かした福祉の向上」「町職員の働く意欲を高める組織作り」などを挙げ「町民の声を受け止めた、ボトムアップの町政運営が今こそ必要」と訴えた。
坂田氏は大磯町出身。早大卒。衆院議員秘書を経て1999年から町議に5期連続当選。副議長や議会運営委員長などを歴任した。任期終了まで1年余り残すことから、5月8日付で議長に辞職願を提出し許可された。
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