介護老人保健施設「大磯幸寿苑」で介護福祉士として働く永瀬毅さん(47)は、異色の経歴の持ち主。18歳から型枠大工としてビル建設などに携わり、23歳で独立。バブル後の厳しい時代を経て会社を後進に譲り、自らは以前から興味のあった調理師の世界に飛び込んだ。専門学校で免許を取得し、都内のティーラウンジなどに勤務。料理長まで務めたが「近い将来、高齢者が増えて介護の手が足りなくなる。どうせならどこへ行っても求められる仕事をしたい」と40代で新たな道を選んだ。
現在は主任として18人のスタッフを管理。そこでは労働者、経営者の視点など、これまでの人生経験が生かされている。「自分もまだ未熟ですがスタッフを育てながら、プロとして利用者の方に楽しく、満足して頂けるサービスを提供していきたい」と思いを語った。
大磯・二宮・中井版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
呼び出しベルでオンリーワンに6月28日 |