大磯テニスアカデミーに通う大川美佐さん(法政第二高2年)が、8月に三重県で開催される全国高等学校総合体育大会(インターハイ)テニス競技大会へ女子シングルスで初出場する。
大川さんは5月27日と6月2日に開かれた神奈川県予選に出場。上位5人がインターハイへ進める激戦を5位で通過し、県代表の座を手にした。
くやしさをバネに
「思うように行かなかった試合がほとんど」と、くやしさを滲ませ振り返る県予選。昨年5位決定戦で敗れ、惜しくも出場を逃したインターハイへの思いが無意識に自身にプレッシャーを与えていた。敗れた2回戦では、自分のプレーに悩むうちに相手に試合の流れを奪われ、必死に挽回を図るも逆転には至らなかった。3戦目と次の5位決定戦では多少メンタルを持ち直し試合には勝利を収めたものの「空回りしていて、納得のいくプレーではなかった」と振り返る。
県予選の失敗をバネに「インターハイまでにたくさんの試合をこなして、メンタルの強化と体力づくりをしていきたい」と成長を目指す大川さん。インターハイに向けて「まだ2年生なので、今回はとにかく思い切って、悔いの残らない試合をする」と意気込みを語った。
国府小、国府中出身の大川さんは現在、横浜市在住。週3〜4日、大磯を訪れ練習に励む。指導にあたる小野峰樹ヘッドコーチは「他の大会で連勝していただけに、県予選の結果は良い教訓となり気も引き締まったと思う。全国の舞台で活躍することを楽しみにしている」と期待を寄せる。
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