大磯町の旧吉田茂邸研修室で8月30日に「決断研修会」が開かれ、町内で事業を営む経営者や起業家約20人が参加した。
研修会は大磯町と町商工会の共催。旧吉田邸を、戦後日本の復興に向けて吉田茂元首相が様々な決断を下した「決断の聖地」と見なし、日々様々な経営判断や決断を行っている事業主の今後に役立ててもらおうと開催された。
講師は(株)電通で新聞局出版・コンテンツ開発部長などを務め、独立後も企業のコンサルティングや研修などを手がけてきた大磯町参与(旧吉田茂邸担当)の柴田明彦さん。研修では「電通鬼十則」などを下敷きにした講義や、世の中の出来事を自分に置き換えて考えるトレーニングなどを行ってリーダーシップやプロ意識の大切さ、仕事の創り出し方などを伝えた。
参加した事業主の一人は「自営業をしているとこうした研修を受ける機会も少ないので、良い勉強になった。一歩を踏み出して、今日学んだことを今後に生かしていきたい」と感想を語った。
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