大磯町の観光キャラクター「いそべぇ」の体がボロボロだ。町は傷みや汚れが目立つようになった着ぐるみを更新するため、初めてクラウドファンディングを活用して支援金を募る。目標額は100万円。
町の鳥「アオバト」をモチーフにデザインされたいそべぇは、明治時代から現代にタイムスリップしてきたというキャラクター。着ぐるみは5年前に町の予算で制作され、町内外で開催される各種イベントに登場しては会場を和ませてきた。しかし近年は劣化が進み、パーツが外れかけるなど活動に支障をきたすようになってしまった。
町は厳しい財政状況を考慮し、新たな取り組みの一環としてクラウドファンディングの活用を決定。「いそべぇおきがえプロジェクト」を立ち上げた。目標金額のうち着ぐるみの更新にかかる費用はおよそ60〜70万円、これにイベント時にいそべぇが着る法被などの衣装制作費、支援金を寄付した人への返礼品費用などを加えて目標金額を設定した。募集期間は9月3日から11月30日(金)までを予定しているが、目標金額に到達した時点で受付を終了する。
支援金はふるさと納税型クラウドファンディングの「ふるさとチョイス ガバメントクラウドファンディング」(【URL】https://www.furusato-tax.jp/gcf/367)と、本庁舎に設置している募金箱で受け付ける。ふるさとチョイスからの寄付者は、ふるさと納税として寄付金の控除が受けられるほか、全員にいそべぇから感謝状が届く。また5千円以上の寄付で「限定いそべぇグッズ」、3万円以上の寄付でいそべぇが希望の日・場所へ訪問する「いそべぇと遊ぼう券」(数量限定)が贈呈される。
町担当課では「町としても新たな取り組み。全国のいそべぇを応援してくださる皆さんからご支援を頂き、いそべぇのリフレッシュ(着ぐるみ更新)とおきがえ(衣装制作)を行っていければ」と話している。新しいいそべぇのお披露目は2019年1月を予定。
問い合わせは町政策課【電話】0463・61・4100へ。
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