大磯テニスアカデミーに通う神山優さん(鶴嶺中3年)が、12月2日に平塚市営桃浜庭球場で本戦が行われた「第55回平塚テニス選手権大会」の女子一般シングルスで初優勝を飾り、県大会への出場権を手にした。
平塚市テニス協会主催の同大会。神山さんは32人が挑んだ予選を勝ち抜き本戦へ出場。ベテランの成人選手とも対等に渡り合い、一戦一戦着実に勝利を収めて地区ナンバーワンの座と上位入賞者に与えられる県大会への切符を勝ち取った。
新たなチャレンジ
「サーブの調子が良く、主導権を握って戦うことができた」と振り返る今大会。迎えた決勝では、一回り以上年齢の離れた成人選手との対戦となった。「着実に球を返してくるタイプだったので、左右に振って走らせたりミスを誘ったりと、なるべくラリーが続かないように心掛けました」と試合中に相手を見極め、冷静に作戦を立てた。また、ストロークで防戦一方になり敗れた試合を教訓に、この秋から積極的に前に出てボレーやスマッシュでポイントをとっていく攻撃的なスタイルを取り入れたことも奏功した。「これまでの試合でしなかった戦い方にチャレンジすることができた。今回の経験を生かして、県大会や他の試合でも勝てるように頑張ります」と意気込みを語る。
小4からテニスを始めたという神山さん。「来年から高校生になるので、全日本やインターハイ出場を目指したい」と目標を掲げ、ひたむきに練習に取り組む。
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