星槎国際高校湘南女子サッカー部の全国優勝を祝う会が、大磯プリンスホテルで1月27日に行われた。選手や学校・スポーツ団体の関係者をはじめ、地元自治体の首長、支援者など約600人が集まり、高校女子サッカー史上最速の快挙と称えらえる創部5年目での全国制覇を盛大に祝った。
同部を日本一に導いた柄澤俊介監督は「チームは一戦一戦、成長した。来年もいい報告ができるよう頑張っていきたい」とあいさつ。渋谷巴菜キャプテン(3年)は「多くの支えがあり、たくさんの方の期待に応えるために頑張ることを先輩から受け継いできた」と話し、後輩たちに「プレッシャーが何百倍にもなると思うが、チャレンジ精神で頑張ってほしい」とメッセージを送った。
祝勝会には、なでしこジャパンの宮澤ひなた選手ほか歴代キャプテンも駆け付け、高校時代の思い出話を披露。同校のテクニカルアドバイザーで元ドイツ代表のピエール・リトバルスキーさんは、ビデオで祝賀メッセージを寄せた。また、野球解説者の野村克也さんが墨書した色紙が、同校へ記念品として贈られた。
星槎グループの宮澤保夫会長は「スポーツを通した関わりを重視した学校で生徒が学び、自分に足りないところを人と補い合う選手に育ってくれた。星槎の歴史はみんなが作っていくんだ」と選手たちを励ました。
中井町から選手にプリン
中井町は同部の全国初優勝を称えて、同町のオリジナルマフラータオルと、有精卵を使ったブランド認証品の「幸福プリン」を部員たちに贈った。
1月22日に杉山祐一町長が同校を訪れ、渋谷キャプテンらにプレゼントを手渡した。杉山町長は「美・緑なかいフェスティバルなど町のイベントにも協力いただき、とても身近な存在である皆さんが全国優勝という快挙を達成したことを大変喜ばしく思います。この勢いでぜひ次も優勝を目指して頑張ってください」と激励した。
部員たちはプリンに大喜びして目を輝かせた。
大磯・二宮・中井版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
呼び出しベルでオンリーワンに6月28日 |