第4次安倍再改造内閣が9月11日に発足し、地元選出の衆議院議員、河野太郎氏(56)が防衛大臣に任命された。河野氏は当日の就任会見で「大変光栄に思うと同時に身の引き締まる思いだ」と国防を担う重責へ心情を語った。
外相経験生かす
安倍晋三首相が「新しい国づくりを進める布陣を整えた」と評した今回の閣僚人事。13人が初入閣を果たす中、河野氏は外相に引き続き、重要閣僚での起用となった。
首相は会見で「外交と安全保障政策の連携の必要性はますます拡大している。これまで世界中を回った経験を糧にダイナミックな安全保障政策を展開してもらいたい」と期待を込めて語った。
河野氏は「防衛は外交と表裏一体なので、これまで培った人脈は使っていきたい」と外相経験を生かす考え。また「平成は近代日本の中で初めて戦争のない時代だった。令和もそうしなければいけない。日本の平和と国民の生命、財産をしっかり守りたい」と力強く語った。
「いずれ総理に」
また近年ささやかれる『ポスト安倍』の呼び声に対しては「初当選した時からいずれ総理になって、自分の考えている政策をやりたいと思っていた。いずれ『ポスト』じゃなくなる時が来るように努力したい」と河野節で答えた。
河野氏は1996年の衆院選から8回連続で当選(神奈川県第15区=平塚市、茅ヶ崎市、大磯町、二宮町)。2015年の第3次安倍改造内閣で国家公安委員長兼行革担当相などとして初入閣を果たした。17年から外相に就任し、持ち前の英語力や毅然とした発言が評価されていた。
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