湘南ベルマーレは11日、ホテルサンライフガーデンで会見を開き、今シーズンの体制を発表した。会見には、左胸のエンブレムを起点に、デザインコンセプトの「情熱の集結」を落とし込んだ新ユニフォーム姿の新加入選手も顔を揃えた。
チームにとって今シーズンは、「ベルマーレ平塚」から改称して20年目。冒頭で眞壁潔会長は「この20年間、クラブ存続危機から心配をかけながら、昨年もハラハラさせてしまいましたが、たくさんの情熱に支えていただいたおかげです」と感謝を述べ、「甘えることなくステップアップしたい」とあいさつした。
今シーズンのチームスローガンは「前進〜PROGRESSION〜」。浮嶋敏監督は「夏までは良い戦いをしていたが、その後は3歩進んで3歩下がるようだった」と昨シーズンを振り返り、スローガンについて「築いてきたサッカーをベースに1歩、2歩と確実に前進する思いを込めた」と説明した。
チームには、期限付き移籍からの復帰を含めて15選手が加入した。12年ぶりにベルマーレに復帰したFW石原直樹(前ベガルタ仙台)をはじめ、攻撃的サイドバックの馬渡和彰(前川崎フロンターレ)、ノルウェー代表FWタリク(前AIKソルナ)など、実績ある選手を補強。坂本紘司スポーツダイレクターは編成について、競争力と湘南でプレーする意欲を挙げ、「条件を満たす選手が揃った」と胸を張る。
石原直樹は会見で、「経験を若い選手に吸収してもらえるよう、チームを引っ張りたい」と抱負を語った。チームは18日から31日までスペインでキャンプを行い、2月21日の開幕戦で浦和レッズをホームで迎え撃つ。
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