国が整備を進める明治記念大磯邸園の説明会が、1月18日に大磯町保健センターで開かれた。同園は夏頃を目途に一部区域の先行公開を予定しており、整備の概要や今後のスケジュールについて、参加した約40人の町民が説明を受けた。
国土交通省の公開した事業スケジュール案によれば、旧大隈重信別邸と陸奥宗光別邸跡の庭園を2020年夏に公開。旧滄浪閣と西園寺公望別邸跡の庭園を21年度末、旧大隈・陸奥別邸の邸宅部分を23年度に公開し、旧滄浪閣・西園寺別邸跡の邸宅を含む全面開園を24年度に予定している。
今夏の一部公開に向けた説明では、エントランスやバックヤード、旧滄浪閣前に設ける団体用バス乗降場の整備イメージなどが披露された。質疑応答の時間も設けられ、公開時の人の動きや歩道の狭さ、塀の安全性などを心配する町民の声に、国の職員らがメモを取りながら個別に応じた。
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