2024年度の全面開園に向けて大磯町内で整備が進められている「明治記念大磯邸園」について国土交通省は6月11日、新型コロナウイルスの感染拡大などの状況を踏まえ、今夏に予定していた第1期開園を秋以降に延期すると発表した。
大磯町に残る明治期の元勲らの旧邸宅や緑地を一体的に整備する事業で、計画地内には伊藤博文の旧邸(滄浪閣)をはじめ大隈重信、陸奥宗光、西園寺公望の邸宅や跡地がある。当初計画では旧大隈・陸奥別邸の庭園を20年夏、旧滄浪閣と西園寺別邸の庭園を21年度末、旧大隈・陸奥別邸の邸宅を23年度と段階的な公開を予定していた。
国の担当者によれば、3密回避などの感染予防が続く中で多くの来場者が見込まれる公開は難しいと判断。また熱中症の恐れがある夏よりも、過ごしやすい秋以降のほうが公開に適していると延期を決めた。延期後の具体的な公開日程は未定。なお次年度以降の公開計画に変更はないという。
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