菅義偉内閣が9月16日に発足し、神奈川15区(平塚市・茅ヶ崎市・大磯町・二宮町)選出の衆議院議員・河野太郎氏(57)が行政改革担当・国家公務員制度担当・内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策規制改革)に就いた。
河野氏が入閣するのは5回目、行革担当は2015年の初入閣で務めて以来2度目となる。本紙の取材に河野氏は「前回の行革担当大臣では、行政の無駄を省くための行革に力を入れましたが、今回は国民、世の中からみて新たな価値を作り出すための規制改革に力を入れます」とコメントした。
地元から期待の声
歯に衣着せぬ発言で知られる河野氏は、首相官邸で行われた新閣僚の就任会見でも、深夜にまで及ぶことが慣例化している会見の形式に苦言を呈したことで注目を集めた。また就任翌日に、縦割り行政の弊害に関する意見を募る「行政改革目安箱(縦割り110番)」を自身のホームページに設けると投稿が殺到し、新規の受付を一時停止するほどの反響があった。地元支持者の一人は「2度目の行革担当相ということで、新内閣からの期待も大きいと思う。あしき前例の打破など、河野大臣だからこそできる行革の推進に手腕を発揮し、新内閣で大いに活躍してもらいたい」と期待を込めた。
河野氏は1996年の衆院選から8回連続で当選。2015年の第3次安倍改造内閣で国家公安委員長兼行革担当相などとして初入閣を果たし、17年から外相、19年から防衛相を歴任した。
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