湘南大磯病院
石山さんが県看護賞
「心温まる看護」伝える
6月28日
大磯町のShonan Soy Studio(小野岡圭太代表)と井上蒲鉾店(井上寧社長)が昨年末、平塚市内で子ども食堂などを展開しているNPO法人未来経験プロジェクトに自社製品などを寄贈した。
大豆発酵食品を製造販売するShonan Soy Studioでは、食を通じて世界の機会格差を是正しようと売り上げの一部を貧困国支援に充てている。これまでラオスに直接食品を届けるなどの活動を行っていたが、コロナ禍で海外への渡航が制限されたため、今回は以前から交流のあった同法人への支援に切り替えた。この動きに井上蒲鉾店も賛同し、大磯の食品製造業2社による寄贈が実現した。
食の支援を継続
寄贈日は、家庭の調理負担軽減のため同法人が月1回開催している「シェアディナー」の日。来場した親子に平塚市内の飲食店が調理したスパゲティが配られるとともに、小野岡代表から大豆発酵食品SOYFFEE120瓶と大豆30kg、大磯産のみかん、井上社長からかまぼこが贈られた。同法人の堤園子さんは「今回頂いた食品は市内で活動する他の子ども食堂にもおすそ分けをして、皆さんの思いや地域に子育てを支援する企業があることを伝えたい」と感謝を述べた。
来場した親子に持参した食品を手渡した小野岡代表は「これまでは海外に目を向けていたが、身近にも苦労している人がたくさんいることに気付かせてもらった。今後も富の再分配や機会格差の是正につながる支援活動に力を入れていきたい」と話し、井上社長も「私たちも同じ思いで活動に協力していきたい」と語った。
|
|
|
|
|
呼び出しベルでオンリーワンに6月28日 |