中井町で6月12日、近隣の平塚市や秦野市などから集まった親子らが田植えをした。同町が実施している農作物収穫体験事業。今年度は定員20人の米コースに90人近い応募があり、抽選で8組29人が決定した。
参加者は水田を管理する山口英夫さんから、1本の苗が約15本に分かれて成長し、およそ千粒の米を実らせることや、植え方のこつなどを聞いた。町役場南側の水田で横一列に並び、神奈川県の奨励品種「はるみ」の苗を丁寧に植えた。オタマジャクシを見つけたり、田植え前の水田で泥水に浸かったりして喜ぶ子どもの姿もあった。
作業には農業委員と町職員が協力。夏場に水田の草取り、10月に稲刈りをする予定だ。4歳児を連れて参加した小田原市の男性は「コロナ禍で、近場で農作業や自然にふれる機会はリフレッシュできる。子どもに米づくりのことを知ってもらいたい」と話した。
ブルーベリー摘み
第二弾ブルーベリーコースの参加者を募集している。8月7日(土)午前9時30分と10時30分からの2回。各回定員15人。中井中央公園内の集合場所から畑まで徒歩約15分。参加費1人1000円。同公園内カフェなどで使える地域通貨「きら」500円分をプレゼント。未就学児は無料だが、収穫物の配布なし。7月26日(月)までに電話または町ホームページの専用フォームで申し込む。
問い合わせは町産業振興課【電話】0465・81・1115。
大磯・二宮・中井版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
呼び出しベルでオンリーワンに6月28日 |