大磯町在住の齋藤諒人(あきと)さん(平塚中等教育学校6年)が、7月に開かれた「第55回記念高野山競書大会」で記念大会賞を受賞した。
空海(弘法大師)の徳を称えて高野山に作品を納め、心身の向上と書道の発展を目指す同大会。学生と一般の部に分かれ、学生の部では全国から7万4917点の応募があった。
齋藤さんは弘法大師賞、総理大臣賞、文科大臣賞に次ぐ記念大会賞を受賞。上位入賞者の作品は高野山金剛峰寺(和歌山県)に15日まで展示され、8月6日に高野山で表彰式が行われた。齋藤さんは「受賞を聞いた時はうれしかった」と喜びを滲ませた。
空海の書に打たれ
大磯町で生まれ育った齋藤さん。幼い頃から字を書くことが好きで、小学2年から書道教室に通い始めた。一昨年に同大会で金剛峰寺賞を受賞。高野山の授賞式に招かれたとき、弘法大師の実物の書を見て衝撃を受けた。以来、猛練習を重ね、今年さらに上位の賞を受賞することができた。齋藤さんは「今は受験で一休み。でも一般の部に移っても書道を続けていきたい」と話した。
大磯・二宮・中井版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
呼び出しベルでオンリーワンに6月28日 |