バイオマス素材を含んだレジ袋(エコ袋)の活用方法を大磯町の小学生が考える「おおいそエコ袋使い方大賞」の審査結果が発表され、大賞1人、特別賞4人が選ばれた。主催の大磯町観光協会が11月に大磯小学校と国府小学校を訪れ、入賞者らに表彰状と記念品を手渡した。
自然環境保護の意識向上などを目的に、同会は今年1月にエコバッグとエコ袋を製作。夏休み中にその活用方法とともに環境保護について考えてもらおうと、町立小学校の全児童にエコ袋を配布してアイデアを募っていた。13点の応募の中から独自性や環境への取り組み、大磯らしさなどを審査基準に各賞を選考した。入賞者は次の通り(敬称略)。
▽「エコ袋使い方大賞」加藤颯人(大磯小4年)▽特別賞「大谷くんもびっくり二刀流賞」西村りつこ(国府小2年)、「かわいいお花を咲かせま賞」林千暖(同6年)、「世界にひとつだけエコ袋賞」古部櫂(大磯小1年)「収穫ばんざい賞」及川莉花(同2年)▽参加賞/宇野美咲(同1年)、林蒼生(同1年)、川島あかり(同2年)、長谷川晴香(同2年)、山崎匠(同2年)、田中蔵之介(国府小1年)、佐野來璃(同4年)、田中麟之介(同5年)
「風船にして遊ぶ」「袋で花を育てる」など様々なアイデアの中から大賞に選ばれた加藤君は、飼育している魚のために海岸から海水を運ぶ手段としてエコ袋を活用。繰り返し使用していることや災害時にも応用可能なことが評価された。「(大賞に選ばれて)うれしい。これからも色々と使っていきたい」と受賞の喜びを語った。石井晴夫観光協会長は表彰式で「一人ひとりの力は微々たるものだが、みんなが力を合わせれば大きなことを成し遂げられる。これからも皆さんと一緒に環境問題について考えていきたい」と児童らに呼びかけた。
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