二宮町のボランティア団体「にのみやアクティブクラブ」(薮田裕リーダー)が、結成20周年記念誌を10月に発行した。町長祝辞や活動報告、落書き消しのビフォー・アフターなどを記録した写真、メンバーの所感などを掲載。発足時からの会員で、85歳になった今も現役で活躍する矢澤秀一さん=人物風土記で紹介=ら4人の会員が編集委員を務めた。
「コロナ禍で活動があまりできなかったが、20周年を迎えた今年3月の例会で記念誌を作ろうと決めた。10周年の節目にも発行していたので。手作りの冊子です」とリーダーの薮田さん。20年の歩みを築き上げてきたOB・OG会員の名前も載せている。
同クラブは、町が推進する協働のまちづくりに協力し、安全安心な地域社会を目指して結成された。元教員・警察官や民間企業で働いていた人など15人でスタート。美化清掃や小学生の下校時の見守り、二宮高校生徒への自転車ルール指導、青色回転灯装着車によるパトロール、町のイベントや防犯キャンペーンでの参加協力などを行っている。地域への貢献が認められ、県や県警本部などからの表彰も多数。昨年度は全国防犯協会連合会から功労表彰を受けた。
緑色のブルゾンと帽子がトレードマーク。薮田さんは「ユニフォームがまちの人々にも馴染んだようで、数人で清掃をしていても声を掛けてもらえるのはとても嬉しい。励みになる」と話す。
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