神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

一般社団法人海鈴(かりん)大磯(ふるさと回帰支援センター大磯)の代表理事を務める 富山 昇さん 大磯町東町在住 74歳

公開:2021年12月3日

  • X
  • LINE
  • hatena
富山 昇さん

大磯ファン増やす応援団長

 ○…大磯町への移住・定住を促し、コミュニティ活性化に取り組む。一般社団法人を昨年4月に設立、同9月に相談窓口のふるさと回帰支援センター大磯を開設した。11月28日には第1回の体験ツアーを行い、先輩移住者などのサポーター「磯人(いそじん)」の仲間とみかん農園やコワーキングスペースなどに参加者を案内した。「大磯でのライフスタイルに魅力を感じてもらえるような仕掛けを作っていく」と話す。

 ○…広告代理店に勤めていた55歳のとき、シニアのワークライフに関するフォーラムを開いた。起業や田舎暮らし、地域デビュー。団塊の世代が定年後の人生をどう生きるかは、自分のテーマでもあった。フォーラムを機に、有楽町のふるさと回帰支援センターと縁ができた。地方移住の中心層がシニアから若者に変わり、「リモートワークが普及したこの転換期を逃す手はない。まちおこしに一緒に活動してくれる若い世代の移住者を増やしたい」と意気込む。

 ○…生まれも育ちも大磯町。大磯中学校の同級生と大磯宿場まつりに携わり、花魁道中で盛り上げた。定年退職後、自宅敷地内に交流や学びのための地域のたまり場を開き、大磯だいすき倶楽部を設立。大磯市や左義長、地曳網教室、湘南国際マラソン大会などに協力する。定置網漁でボランティアも。「朝日を見ると疲れも吹き飛ぶ」

 ○…「住民同士のほどよい距離感。いい空気の流れを感じられるところが大磯の魅力。人と人を結びつけるのが楽しい」と語る。「縁の下のプラットホーム」を自認しながら、裏方で支えてくれる夫人に感謝する。週3日の水泳とノルディック・ウォーキング、健康マージャン、川柳など多趣味。「体を動かしていても太ってしまう」と、おなじみのニコニコ顔。

大磯・二宮・中井版の人物風土記最新6

水沼 淑子さん

書籍『近代日本の別荘建築 湘南大磯の邸園文化』を出版した

水沼 淑子さん

茅ヶ崎市在住 70歳

6月28日

上野 奈初美(なうみ)さん

小田原短期大学の新学長に就任した

上野 奈初美(なうみ)さん

東京都在住 66歳

6月21日

笹尾 敏子さん

平塚写真連盟の会長を務める

笹尾 敏子さん

平塚市松風町在住 81歳

6月14日

柳瀬 敦さん

4月1日付で神奈川県県西地域県政総合センター所長に就任した

柳瀬 敦さん

茅ヶ崎市在住 59歳

6月7日

勝部 修二さん

第21代二宮町消防団長に就任した

勝部 修二さん

二宮町山西在住 54歳

5月31日

佐藤 裕季子さん

4月から神奈川県平塚看護大学校の校長に就任した

佐藤 裕季子さん

平塚市在勤 56歳

5月24日

あっとほーむデスク

  • 6月28日0:00更新

  • 6月21日0:00更新

  • 6月14日0:00更新

大磯・二宮・中井版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年6月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook