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公開日:2022.03.04
大磯小PTA
自然の循環 学んで
落ち葉ステーション設置
大磯小学校PTAが2月19日、学校敷地内に「落ち葉ステーション」を設置した。校内の落ち葉を集め腐葉土にするための施設で、周辺に落葉樹なども植樹。将来的には子どもたちが自然環境の循環などについて学び・遊べるビオトープの整備を目指している。
落ち葉ステーションは、1月29日に解体されたうさぎ小屋の跡地に設置した。広さは約5平方メートル、高さ1・1mの竹製の柵で囲まれている。設置作業には同校PTAの「畑サポ」「おやっさんサポ」「花サポ」と町民有志が参加して、支柱の杭打ちや竹の加工、土中の微生物を活性化させるための燻炭まきなどの作業を行ったほか、周辺にクヌギやコナラなどを植樹した。作業に参加した大磯町議会議員の鈴木玲代さんは「町内の可燃ごみの中で落ち葉が占める割合は多い。これをきっかけに落ち葉をごみと考えず、資源として循環する意識や仕組みが広がってくれれば」と期待を寄せる。
環境問題語れる大人に
設置のきっかけは、撤去が予定されていたうさぎ小屋の存在。PTAで跡地を子どもと地域の人が触れ合えるコミュニティ畑にできないかという計画が持ち上がっていたところ、同校がかながわトラストみどり財団の緑化事業指定校に選ばれ、校長からその助成金の活用方法について相談を受けた。3つのサポで検討を重ね、畑と花壇の整備、植樹、落ち葉ステーションの設置を決めた。おやっさんサポの大島健吾リーダーは「子どもたちが自然の中で遊び学ぶ中で環境問題にも興味を持ってもらい、将来は地球で起きているそれらの問題に対応できる大人になってほしい。そのための場所づくりをしてあげたい」と語り、来年度以降は、水が流れて草木が育ち、虫や小動物が生息するビオトープ型の空間づくりを計画していくという。
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