大磯産のみかん果汁をブレンドした甘酒の新商品「おおいそのみかんあまざけ」の販売が、4月1日から町内の取扱店で始まった。500本の限定販売。
栄養価の高さから「飲む点滴」とも呼ばれ、健康ブームの中で根強い人気を誇る甘酒。大磯では商工会商業部会が地元農産物を使った商品開発に取り組み、これまでに大磯産の米やみかん果汁を使った甘酒シリーズを販売してきた。ノンアルコールで添加物を含まないことなども手伝い、ヒット商品になっていたが、製造工場までの米の輸送コストがかさみ、また1ロットあたりの製造数量が多く取扱店でさばききれない状況を考慮して、今回は大磯産のみかん果汁のみを使用したみかん甘酒を少量生産することにした。今後、売れ行きが安定すれば大磯産米の使用を復活させたいという。芦川博昭商工会長は「大磯産米ではないが、さわやかな酸味が特徴の大磯産みかんが引き立つ、すっきりとした風味の甘酒に仕上がっている。味やラベルデザインから大磯らしさを感じながら、これからの季節に楽しんでもらえれば」と話している。
みかん果汁は国府地区の加藤農園が育てている藤中温州みかんを使用、大磯の街並みが描かれたラベルデザインは町内在住のイラストレーター・たかしまてつをさんが手がけた。「家で日常的に飲んでもらいたい、大磯のおみやげとしても使ってもらいたいという思いを込めた。甘酒は健康飲料なので、ぜひ家に置いて家族で味わってほしい」とたかしまさん。
「おおいそのみかんあまざけ」は、1本(500ミリリットル)900円(税込)で販売中。問い合わせは芦川酒店【電話】0463・61・0411へ。
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