世界に羽ばたく才能を発掘する第11回インターナショナル・ウクレレコンテストのソロボーカル部門で、二宮町在住の守屋小梅さん(高校1年)が2位に入賞した。ハワイ語を交えたオリジナル曲を伸びやかに歌い上げた。
オンラインで開催された同コンテストは、サザンオールスターズのベーシストでウクレレ愛好家でもある関口和之さんが代表を務めるNPO団体が主催。4部門に20カ国から207組が演奏動画を提出した。ウクレレ奏者の高木ブーさんやハワイを代表するボーカリストのクウイポ・クムカヒさんらが審査を行った。
守屋さんは自ら作詞作曲した楽曲「E Panika Ukulele for Smile」(ウクレレを奏でよう)の弾き語りで応募。5月29日に受賞者発表のライブ配信があり、ソロボーカル部門77人の中からファイナリスト6人の一人として紹介された。「結果発表をドキドキしながら見ていた。2位に選ばれてうれしいのと、少し悔しい気持ち」とその時の心境を語る。昨年の10回大会ではベストボーカル賞に選ばれ、2年連続の受賞にも「1位を目指してまたチャレンジします」と意欲的だ。
ステージ出演多数
幼稚園のころにウクレレを始め、小学4年から教室に通って演奏技術を磨いてきた。イベントやコンテスト、病院などで温かな音色と歌声を披露。新型コロナで学校が休校になった二宮中学校1年の終わりから曲づくりも手掛け、オリジナル曲が10作品ほどできた。今年1月、名古屋で出場したウクレレパフォーマンスコンテストでは、ベストパフォーマンス賞とベストボーカル賞のダブル受賞に輝いた。
音楽を専攻する高校でクラシックギターやボーカルのレッスンなどにも励む守屋さん。「将来はシンガーソングライターになってオリジナル曲をたくさんの人に聴いてもらったり、ウクレレを教えたりしたい。ライブ活動も勉強も頑張らないと」と笑顔を弾ませた。
国際コンテストの演奏動画はYouTubeで視聴できる。【URL】https://youtu.be/zzxwQFJVVSY
6月26日(日)に二宮駅南口の栄通りで「やっつけ野音ライブ」に出演する。午後1時から5時まで。7月16日(土)と17日(日)に湘南ミュージックハイスクール湘南祭、16日は横浜港大さん橋でウクレレの祭典にも登場予定。
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