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給食で地魚 味わって 大磯小PTAが企画

教育

公開:2022年7月22日

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給食で地場産のサバの唐揚げをほおばる児童
給食で地場産のサバの唐揚げをほおばる児童

 大磯小学校で、給食に大磯漁港で水揚げされた魚を提供する取り組みが始まった。地産地消の食育の一環として「子どもたちに地場産の魚を食べさせたい」と同校PTAが企画し、大磯二宮漁業協同組合が協力。7月8日には3〜6年生の給食に地場産のサバを使った唐揚げが提供され、児童らが「おいしい」と笑顔でほおばった。

 同校PTAでは今年度から、給食について活動する「給食サポ」が発足。その前身メンバーらで昨年度に平塚漁協を見学に訪れた際、「海の近くに住んでいるのに、給食の魚は外国産がほとんど。子どもたちに地元の魚を食べさせられないか」と思い立ったという。今年2月に大磯二宮漁協を訪問し、大磯産の魚を給食で提供できないか相談。大磯二宮と平塚の両漁協の協力を取り付けて、大磯産のサバを平塚漁協の加工場で加工し、大磯漁協の冷凍設備で保管、栄養士がメニューを試作した上で、給食の提供が実現した。

 当日は給食サポが制作した食育動画を教室で上映して大磯の漁業や魚の栄養素などについて説明したほか、昇降口前の壁に原寸大の魚一覧も掲示して子どもたちの魚への関心を高めた。給食サポのリーダーを務める吉野香織さんは「子どもたちの様々な反応がみられた。今後も魚に限らず、子どもたちを10年、20年後も支えてくれる食習慣のきっかけとなるような豊かな給食を目指してサポートをしていきたい」と話している。

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