大磯町シルバー人材センター(矢部輝雄代表理事)と平塚市生きがい事業団(升水一義理事長)が、3月17日に業務連携・協力に関する協定を結んだ。ふすまの張替えやハチの巣の駆除など、これまで大磯の会員に技術者がいないことで町内で対応できなかった5つの業務を、平塚の会員に依頼できるようになった。料金についても、平塚市民と同じ時間単価で利用できる(交通費のみ別途)。
協定で連携できるようになった業務は「ふすまの張替え」「洋服や着物のリフォーム」「ハチの巣駆除」「通院介助」「あて名書き、賞状書きの筆耕」の5つ。これまでは大磯に依頼が入るたびに、平塚の会員で対応できないかを問い合わせていたという。協定を結んだことで、大磯側は町民の幅広い依頼に対応できるようになり、平塚側は業務拡大と会員の就業率向上につながるなど、双方にメリットがある。
相互の発展に
大磯町立ふれあい会館で開かれた締結式には、県シルバー人材センター連合会の西井たまえ常務理事兼事務局長が立ち会った。調印後、矢部代表理事は「より多くの依頼に応えられるようになり、業務の拡大につながれば」と話し、升水理事長も「会員の仕事が増え、地域社会に貢献できる。互いの発展につなげたい」と期待を寄せた。
大磯・二宮・中井版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
呼び出しベルでオンリーワンに6月28日 |