大磯の歴史やゆかりの偉人たちの関係を紐解いていく講座が鴫立庵で4月17日に開催された。語り部の会・あこさんこと、本紙で『大磯歴史語り』を連載する武井久江さんによるもので、毎月1回開催している。
当日のテーマは「太平洋戦争以後の日本の平和に動いた人達 吉田茂・ポールラッシュ・澤田美喜を語る」。武井さんは、「今の社会情勢の中でこそ、戦後の平和を築いた3人を紹介したい」と説明。
1945年ごろから大磯町の邸宅を本邸として過ごし、サンフランシスコ平和条約に調印した吉田茂と、48年にエリザベス・サンダース・ホームを大磯で創立し、混血孤児の育成に力を注いだ澤田美喜、そして25年に関東大震災で被災したYMCA再建のため来日し、日米開戦に翻弄されながらも親日家として戦後の日本再建に貢献したポールラッシュ。それぞれの功績に光を当てながら、日米協会を通じて交流のあった3人の関係性を時系列で解説した。
参加した13人は熱心にメモを取りながら、時折質問も交えつつ講座に耳を傾けていた。
次回開催は5月15日(月)、テーマ「明治大磯記念邸園に集う・陸奥宗光・大隈重信・古河市兵衛を語ります」。鴫立庵で午前10時30分〜正午。参加費1000円。申し込みは武井さん【携帯電話】090・6540・9309(午後4時以降)【メール】ako0
8120523@gmail.com。
大磯・二宮・中井版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
呼び出しベルでオンリーワンに6月28日 |