大磯の「町の鳥」に指定されているアオバトが、今年も照ヶ崎海岸に飛来している。地元の野鳥観察グループ「こまたん」が4月27日に初認して以降、増えている。
照ヶ崎海岸はアオバト集団飛来地として、神奈川県指定天然記念物に指定されている。集団でやってくるのは、丹沢山地で暮らしているアオバトが繁殖にそなえたり、普段食べる果実では補えないナトリウムを摂取するためだといわれる。
長年観察を行っているこまたんの小野肇さんによると、今年のアオバトの飛来状況は例年通り。取材日の5月17日の飛来羽数は1237羽、最大の群れは105羽で、今シーズンで初めて100羽を超えたという。
「今の時期は午前9時半以降だとアオバトの飛来がほとんどないので、8時ぐらいの方が観察できると思います」と小野さんは話した。
観察会も実施
また、アオバトの観察会が5月28日(日)に大磯町の照ヶ崎海岸で行われる。5月〜9月の毎月最終日曜日に開催予定。
当日はスコープが10台以上用意されこまたんのメンバーが見方などを教えてくれる。
午前6時〜9時。時間内いつでも参加可能。費用無料。最初の15分間で海岸清掃を行うほか、熱中症予防のために帽子と飲み物が必要。
(問)岩佐昌夫さん【電話】0463・55・6142
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