50年ぶりに開封された大磯小学校のタイムカプセルの収蔵品を返却するイベント「想〜50年の時空(とき)を超えて〜」が5月27日、同校体育館で開催された。当時の在校生260人が参加したほか、家族や友人などの代理人を通じ434人分の収蔵品が返却された。同校タイムカプセル開封事業実行委員会主催。
イベントには大磯町の池田東一郎町長のほか、熊澤久教育長が来賓として出席。当時教職員として勤めていた11人も参加し、名前が紹介されると参加者からは恩師を懐かしむ歓声が上がった。
教職員代表で挨拶した依田勝也さん(当時6年3組の担任)は「それぞれいろんな人生があったと思うけど、変わらないものもあると思う。50年前の自分と出会い、これからもまた活躍してほしい」と教え子たちにエールを送っていた。
同実行委員会の松原宏樹委員長は、「予想していたよりも多くの人が来場してくれてほっとした。これをきっかけに、これからも返却活動を続け、一人でも多くの方に返していきたい」と話していた。
収蔵物の返却は今後も続けていく。対象は1961年4月2日〜67年4月1日生まれで、73年10月1日時点で大磯小に在校していた人。家族への代理返却なども受け付ける予定で、方法は決まり次第HPなどで周知するという。
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