農機具に感謝し、豊作を祈る「万鍬禮祭(まんがれいさい)」が7月20日、大磯町国府本郷にある六所神社(柳田直継宮司)で行われた。
万鍬は木製の柄にフォークのような鉄の刃を付けた農具のこと。柳田宮司によると、同社の御祭神・櫛稲田姫命の出身地が「鉄づくり発祥の地」と言われる奥出雲(島根県)であることから鉄製の農具が伝来したのではと推測する。
今年は宮総代や氏子総代、各地区の地区長ら約60人が参列し、豊穣を祈念したほか、「日輪(ひぐるま)弁天社」の例祭も催された。生き物を自然に放つことで命を尊ぶ、千万池へ錦鯉の放流が行われた。
柳田宮司は「今年も1500年以上の伝統を伝えることができました。参列ありがとうございます」と話した。
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