意見広告・議会報告
さと通信No.7 県政報告 存在感ある観光へ 神奈川県議会議員 吉川さとし
県議会の国際文化観光・スポーツ常任委員会が9月29日に開かれ、大磯、二宮にも関わる「県内の周遊を促すツーリズムの推進」など県が取り組んできた観光振興施策について質疑を行いました。
県では令和2年度から富裕層向け高付加価値コンテンツの充実として、箱根や大山、鎌倉を舞台に9本のモデルコースの作成や、訪日旅行に関心の高い中国、台湾のインフルエンサーを対象にしたオンラインセミナーの実施、市町村等の協力のもと周遊を促すために観光資源約2800件の発掘などを行ってきたとの答弁がありました。今後の展望について説明を聞く中で、私がとりわけ注目したのが大磯・伊勢原・城ケ崎の三地域を中心に取り組んできた「観光の核づくり事業」です。
この事業は、もともと地域にある観光資源を磨き上げ横浜・鎌倉・箱根に次ぐ、新たな観光の核を作ろうと約10年に渡り、県と二市一町が連携して取り組んできました。大磯町ではコロナ禍という逆風を受けながらも、オオイソコネクトなどの商業施設整備をはじめとする「みなとオアシス」の推進や、太平洋自動車道のロケーションを生かしたサイクルレジャーの充実などを進めています。
これまでの10年間の取り組みについて県としてしっかり総括することが大変重要です。そのうえで、大磯を含む「観光の核づくり事業」に取り組んできた地域への継続支援を要望しました。豊かな自然や、歴史や伝統文化、芸術なども織り交ぜ、近年注目されるスポーツツーリズムや医療ツーリズムなどの新たな視点も検討し、大磯だけでなく二宮とも緊密な連携を図ることで、神奈川県の中でもキラリと光る存在感を示していきたいと考えています。
皆様のご意見をお待ちしています。
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吉川 諭
satoshi1982yoshikawa@gmail.com
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希望と安心のまちづくりへ3月29日 |
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