二宮町川匂の善波保雄さん(82)宅のざる菊が今年も見頃を迎えている。約400株の白や黄、赤の花が来場者を楽しませている。善波さんがざる菊園を開くのは今年が最後。
60歳まで酪農を営んでいた善波さん。ざる菊園となっているのは、もともと牛が自由に運動できる広場だったという。
約20年前にざる菊の栽培を始めたころは、牛糞を含む栄養満点の土壌のせいでざる菊が大きく育ちすぎ、通路も確保できないほどだった。試行錯誤を繰り返しながら栽培を続けていると口コミで評判は広がり、毎年多くの人が訪れるようになった。
白い菊はピンクへと移り変わる変化が見どころ。善波さんも「ピンクになりかけの頃が一番きれい」と太鼓判を押す。今年は1週間ほど開花が遅れたが、11月27日前後までこんもりと可憐な花が見られるという。
場所は、国道1号線「川勾神社入口」信号から東海道線の跨線橋を渡った先。「ざる菊園」の案内看板がある。駐車場数台あり。
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