大磯町の小さな工房「tanetane」には、金属アクセサリーと草木染めの衣服、バッグや小物が並ぶ。作品をつくっているのは、草木染作家の二梃木絵理さん(42)と金工作家の小杉真由さん(43)。
小さくなり、使い道のなくなった端切れを使ったブローチなど、作品には「素材を最後まで使い切る」という素材への敬意と環境への配慮があふれている。
二人が工房を構えたのは2008年。元々二梃木さんの実家が大磯だったこともあり、近隣エリアで工房を探し、見つけた。鎌倉市在住の小杉さんは工房には車で通っている。「大磯は山も海もあって、どちらのよさも体感できる」ところが魅力だという。3年前からは保護犬の豆吉くんも一緒に過ごし、のんびりとした大磯の風土を楽しみながら作品作りに励んでいる。
工房の名は植物などが成長し、種から芽が出る様子と重ねて命名した。現在は作品の販売を展示会やギャラリーで行っている。将来は「お店やワークショップを開いてみんなで集える場所をつくりたい」と二梃木さん。作品は大磯駅前の「TE HANDEL(ティーハンデル)」などで購入できる。(問)【メール】tanetaneworks@gmail.com
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