3年後の創立100周年に向け、県立大磯高校の制服が2024年4月入学の新入生から新しくなる。12月9日に同校で実施された学校説明会では在校生が新制服を着用して登壇。足を運んだ中学生や保護者らに制服に込めた思いや特徴を伝えた。
新制服は、現在の制服に引き続き、女子がブレザー、男子が学ランのスタイル。「上品で清楚な制服」であることに重きを置きながら、伝統ある制服の形を引き継ぎつつも、女子の制服にはリボン、ネクタイが追加されている。
制服のデザインは、学校の目の前に広がる海をイメージした青や水色がアクセントに。リボン、ネクタイにほどこされた水色のラインは波をイメージしているという。大磯の豊かな自然はリーフモチーフのオリジナル刺繍で表現。ボタンには校章があしらわれた。女子の制服はグレーを基調とし、男子の詰襟はヘリンボーン柄を採用して、さわやかな印象に仕上げた。家庭で洗濯可能。
在校生モデルで、男子の制服を着用した旭南(あさひな)亮丞さんは、「今までの制服よりも軽く、動きやすい」とにっこり。同じく女子の制服を着用した露木優衣さんは、「色合いが好き。リボンかネクタイを選べるようになるのはうれしいと思う」と顔をほころばせていた。
立花ますみ校長は説明会で、「3年後の100周年を見据え、より着やすく動きやすい制服になる。生徒の皆さんに愛着を持ってもらえればうれしい」と話していた。
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