大磯サーフィン協会(柏原亮介代表)と大磯町がこのほど、大磯北浜海岸の利用者に拾ったごみを捨ててもらうための「海箱」を3カ所に設置した。柏原代表は「ごみ拾いをサーファーのカルチャーではなくビーチのカルチャーにしたい」と話す。
大磯サーフィン協会ではこれまでも北浜海岸で月1回のビーチクリーンを開催してきた。SDGsの考え方が広まったこともあり、2、3年前からは特に参加者も増え、今では毎回100人ほどのサーファーやダイバー、海に親しむ地元住民らが活動に取り組んでいる。
柏原代表は「大磯の人たちは、自分たちの海は自分たちで守ろう、次世代につなげようという思いが強い町。これから暖かくなりたくさんの人が海を訪れるので、皆さんにも気軽に拾ってもらい、海をきれいにしてほしい」と話す。
海箱の中身は、柏原代表自ら回収し、処分している。多いのはきれいな状態の缶や吸い殻などだという。「海から上がってきたごみなら、缶はつぶれているはず。砂浜で捨てられたものも多い。あくまでごみは持ち帰るもの。海箱には海をきれいにするために拾ったものを捨ててほしい」と呼び掛けていた。
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